新校舎建設
広島学院の現校舎は、創立以来教育方針を体現する場として大切にされてきましたが、老朽化によりその機能に限界が見えてきました。現代の教育には、生徒の主体性を支える設備、ICT環境、災害対応、バリアフリー化などが求められています。
創立70年を機に、教育の質と環境をさらに高めるため新校舎の建設を進めます。2025年10月から第1期工事を開始し、2026年12月に引越。6学年24教室のうち18教室が新校舎、6教室が西館へ移動します。2027年12月、第2期工事完了後、全学年が新校舎に移ります。
仮設校舎は作らず、建設中も現校舎で授業を続けます。工事期間中は仮設歩道を設置し、生徒の安全を確保します。
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ペドロ・アルペ記念講堂
2015年に創立60周年事業として建設され、1200名収容可能です。入学式や卒業式、文化祭のオープニングなどに使用され、廊下には聖書の言葉がステンドグラスに刻まれています。
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アシジの聖フランシスコ聖堂
2015年に竣工され、広島から世界平和を祈る思いを込めて命名されました。5月と10月の祈りの集いや、学期ごとのミサなど、カトリック行事が行われています。
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ザビエル体育館
守護聖人フランシスコ・ザビエルにちなんで名づけられた体育館で、1階に柔道場、2階にアリーナがあります。ドーム状の屋根が特徴で、採光により温かみのある雰囲気を演出しています。
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理科棟
物理・化学・生物の教科ごとに実験室や階段教室があり、設備が充実しています。階段教室は段差を利用し、実験の様子が見やすい設計になっています。