10月の祈りの集いが終了しました。
10月半ばから終わりにかけて、参加してくれている生徒たちの校内着が半袖から長袖に変わっていきました。季節の移り変わりを感じます。













後半で、個人的に印象に残った話を紹介します。どちらも他者への接し方についての話です。
①他者と接するとき、その心の中を想像することは大切である。例えば、電車のトラブルがあったとき、何でこんな目にあわなきゃいけないんだ、遅れたらどうしよう、などと自分にフォーカスが当たってしまうけれど、そんなときに駅員さんの気持ちを想像してみる。正直、人の考えていることはわからないので、その人のために何かやっても違ったりすることもあるが、人と接するときに相手の心の中を想像するだけで、すでに相手のことを尊重していることになるのではないかと思う。
②他者と接するとき、壁を作らないで接することは大切である。フィリピン研修で様々な施設に行ったとき、そこにいる人々とどのように接したらいいかわからなくなってしまったときがあった。そのとき、帯同していたシスターが、自分たちに接するのと同じように彼らに接してるのを見て、自らの接し方に壁があること、特別なフィルターをかけて人を見ていたことに気がついた。すべての人に対して、先入観のようなものを持たないで接することはすごく難しい。今回の経験を通して、自分に足りないものがわかったし、同時にwith othersの意味や重要性が少し理解できたような気がする。
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今回、祈りの集いの運営をしてくださった67K高1のカト研生の皆さん(とその友人たち)です。1か月間、当番の日は毎日早起きをしてがんばってくれました。何か予期せぬトラブルがあっても、お互いをフォローし合って自律的に行動していたのが印象的でした。春の祈りの集いの運営もよろしくお願いしますね。


