11月21日(土)に社研部では、今年が戦後80年という節目にあたるということもあり、江田島と呉市にフィールドワークに行ってきました。ただ残念なことに三連休の関係からか、他のクラブ活動等の活動が重なって当日参加できない部員が多く、最終的に9名の参加となりました。
当日は8時5分の宇品港発の高速船に乗り、江田島の小用港に8時半頃到着しました、小用港から20分程歩いて第1術科学校(旧海軍兵学校跡地)に着きました。
この施設は自衛隊の施設であるため入口で申し込みを行い、元自衛官のガイドが約1時間半案内してくれました。旧海軍兵学校は、優秀な学生たちが、当時としては立派な西洋風の建物で学んでいた様子が想像できる場所でした。





第1術科学校を11時半頃出発し、早歩きで小用港を目指し、11時55分発の呉港行のフェリーに乗って呉市に着きました。その後昼食をとり、歩いて「歴史の見える丘」という旧海軍関連施設や、戦艦「大和」を建造したドック跡が見える場所に行きました。


次に向かったのは入船山記念館でした。この場所には、呉に海軍関係機関として置かれた鎮守府の1つがあり、呉鎮守府の司令官の官舎がありました。この場所にも洋館風の建物がありました。

その後は「大和ミュージアム」が改築中であるため、「大和ミュージアムサテライト」の見学と海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)を見学し、解散しました。
当日はかなりの距離を歩きましたが、改めて呉方面には戦争中の海軍関係の施設の後が残っているのを実感できたのではないかと思います。
今後も社研部では、少しずつでも「戦争」について考えていければと思っています。