クラブ等活動報告

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下瀬美術館研修

8/7に美術部の有志で大竹市にある下瀬美術館へ研修に行きました。

下瀬美術館は、世界的な建築家である坂茂氏が設計し、2023年3月に開館した比較的新しい美術館です。「アートの中でアートを観る」をテーマに、建築自体にも様々な工夫が凝らされています。

今回の展示は「LA VITA 絹谷幸二×幸太×香菜子」。
全く異なるジャンルに取り組みながらも、どこか共通点のあるメッセージ性をもった親子3名による作品展です。
当日は学芸員さんにギャラリートークを実施していただきました。

絹谷香菜子さんの描いた細密な日本画に興味津々の生徒たち。

また、たまたまイベントのために来館されていた絹谷幸二さんが、特別に作品についての思いを語ってくださいました。

幸二さんの参加型作品。石を触ったり、並べ替えたり。気に入った石は一つだけ持ち帰ることができます。

屋上にも作品がありました。

モチーフは祈る手。隙間には風鈴が入っていて、風が吹き抜けると美しい音が響きます。祈る手の方向の先には爆心地が、さらにその方向を延長していくと、1945年に人類史上初の核実験が行われた、アメリカ・ニューメキシコ州のトリニティ・サイトにぶつかるそうです。「平和」について強いテーマをもった作品です。

作品解説の中で幸二さんは、「作家はただ美しいものを作れば良いのではない。そこにどんな思いを込めるかが大切だ」と話されていました。
もちろん、作家の思想にはさまざまなものがありますが、今回の経験が、生徒たちが自身の作品作りについて考えるきっかけになってくれたら嬉しいと思います。

※写真の掲載については、学芸員さんの許可を得ています。