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講話

2学期終業式

2学期の最後の日になって、大雪のために変則的な時間割になってしまいましたが、今日で2学期が終わります。色々な学校行事がありましたが、特に今年も、体育祭や文化祭はみんなの協力もあって、いいものになりました。高2の生徒は、中心学年として持てる力を存分に発揮してくれたと思います。また、この前の土曜、日曜と、中3の生徒は、寒い中街頭募金を一生懸命にやってくれました。東ティモールやフィリピンのナガをはじめ、学院と関わりのある所でたくさんの方に喜んでいただけると思います。ご苦労様でした。

 さて、今日はクリスマスにちなんで、第一次世界大戦のさなかにあった「クリスマス休戦」の話をするつもりでしたが、大雪で終業式も短縮バージョンになってしまったので、これはまた来年のクリスマスにでも話すことにして、一言だけクリスマスについて話します。

 クリスマスは、子どもにとっては、サンタクロースにプレゼントをもらう日ということかもしれませんが、キリスト教の信仰によれば、人類が神様からイエス・キリストという最高のプレゼントをもらった日です。だからみんな一緒になって喜び祝います。そのような信仰を持っているかどうかは別にしても、クリスマスはプレゼントをもらうだけでなく、自分もプレゼントをあげる日です。そこに喜びを感じる日です。プレゼントといっても、目に見える形のある物とは限らない。人のことを思い遣り、自分の時間、自分の能力を人のために役立てることで、互いに喜びを分かち合うことができる、そして、そういった人と人とのつながりの中に平和はあるということを、クリスマスはイエス・キリストの誕生を通して思い出させてくれる日だと私は思います。

 学院でも24日、3時から合併室でカト研主催のクリスマス会があります。そして5時30分頃から前庭でキャンドルサービスがあり、その後合併室でクリスマスのミサがあります。生徒はもちろん、ご家族でも近所の方でもどなたに来ていただいてもかまいませんので、ぜひ皆さんで来てください。
 また日は前後しますが、今度の日曜日、21日の2時から、エリザベト音大のホールで、学院、清心、エリザベトのカトリックの3校によるクリスマスの集いがあります。こちらも、ぜひ皆さんで来てください。

 そして、クリスマスが終わったらすぐにお正月です。
 新しい年がみんなにとってもいい年になるよう、祈っています。