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講話

3月2日 朝礼

おはようございます。
 今日は最初に、生徒会長から学院カップの表彰をしてもらいます。
         
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 さて、いよいよ今年度も終わりが近づき、廊下には「一年のまとめ」という言葉を掲示しています。「まとめる」という言葉には「望ましい状態に成就させる。完成させる。」といった意味があります。昨年の4月、新しい学年をスタートしたとき、みんなはそれぞれどんな1年にしたいかを考えたでしょう。あまりその通りにはなっていないかもしれませんが、それでもこの一年をまとめる時期になりました。どんな一年だったかを振り返るのはもう少し先にすることにして、とにかく最後はいい形で終わらないといけない。あと1週間となった学年末試験の準備をしっかりとやりなさい。

 話は変わりますが、先日勉強に対するモチベーションについて書かれた記事を目にしました。それによると、やる気が全くゼロというのは問題外として、モチベーションは低い方から高い方に5段階に分けることができるそうです。その最も低い第1段階が「人に言われて仕方なく、やらないと叱られるから」というレベル、第2段階は「義務だから、できないと恥ずかしいから、将来困るから」、第3段階は「勉強することに価値を感じるから、将来役立つから」、第4段階は「勉強をすることで自分らしさを発揮できるから」、そして第5段階が「学習活動、内容それ自体が楽しいから」、この5段階だそうです。

 多くの学校がそうなのかもしれませんが、この学校でも1や2の「やらないと叱られるから」「義務だから」といった、仕方なくやっているレベルの生徒が増えてきているように思います。実際2番目の「義務だから、将来困るから」と3番目の「価値を感じるから、将来役立つから」との間には大きな壁があって、その壁を超えていくことが多くの人にとってなかなか難しい課題になっていると、その記事にはありました。
 確かに2番目までは外発的な要因、褒美をもらえるからとか叱られるからといった自分の外のものがきっかけになって出てくる意欲。それに対して3番目から上は内発的な要因、知的好奇心とか楽しみといった自分の中のものがきっかけになって出てくる意欲で、そこには大きな違いがあります。みんなの中にも、なかなかこの壁を乗り越えようとしない人もいるようですが、乗り越えている生徒や乗り越えようと努力している生徒もこの学校には結構います。そういう生徒の頑張っている雰囲気を感じてもらいたい。そういう雰囲気を大切にする学校でなければならないと思います。クラスの中で、仲間の中で、学習意欲を高めようという雰囲気を作って、いい「一年のまとめ」をしてもらいたいと思います。