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学校だより

シカゴの卒業生から…

昨日の高1 ILでは、シカゴ大学大学院化学科博士課程で研究をしている本校卒業生 (53期) によるZoom講演会が行われました。
今年度の高1 ILは、足下の文理選択も意識しながら、中長期的な「生き方」について、卒業生を中心に様々な大人から「生き方」に関する話を聞いており、その一環の講演会でした。

テーマは、アカデミア (研究) の道に行くということ・海外の大学を選ぶということの2点でした。

いくつか講演会後の生徒のコメントを紹介します。
・研究をするのに有利な点が海外の大学の方が多いことは分かった。世界の優秀な研究者が集まっていてその中で交流をしているからこそ、日本より研究が盛んだったり素晴らしい発明が生まれてくるのだと思う。もしも自分の英語が将来さらに身についていけば一度は留学をしてみたい。
・アメリカの大学の学費の高さには驚きました。 アメリカのような実力主義の環境で生活するのは自分にとっていい影響を与えてくれるのかもしれないと思いました。
・質疑応答で、外国の大学に進む理由を質問したところ、自分が勉強する分野内での優れた教授がいるところに行きたかったからと答えていました。それを聞いてそういう進路の決め方もありかな?と思いました。

今回ご講演いただいた先輩は、博士課程での研究という高校1年生がイメージしづらい「生き方」を、しかも海外で、なさっています。
そのような学院の(自分たちの)先輩の生の声を聴く貴重な機会になり、将来の選択肢を広げる刺激になったようです。