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学校だより

構図の勉強

中学校の美術の授業では、校舎の建て替えに合わせて、「広島学院を描こう」という課題を実施しています。
今回は、授業内で扱われた構図のとり方8選に合わせて、学院の中の景色をご紹介します。

①日の丸構図(中央構図)
モチーフを画面の中央に配置することで強調し、テーマを明確に伝えることができます。

②三分割構図
三分割した線の交点にモチーフを配置することで、奥行や余白を表現しつつも安定感を出すことができます。

③二分割構図
地平線などで画面を大きく分け、安定感を出します。シンメトリー(左右対称)構図ともいえます。

④放射線構図
線路や長い通路などで奥行を出したり、線が集中する先にモチーフを配置して強調したりします。

⑤対角線構図
モチーフを斜めから見たり、あえて水平垂直ではなく不安定さを出すことで、印象深くします。

⑥アルファベット構図
S字構図やC字構図など。視線を手前から奥に誘導する働きがあり、遠近感を表現できます。

⑦三角形構図
画面の中に三角形を入れることで、安定感が感じられます。(人物がモチーフの場合は特に)

⑧トンネル構図
額縁構図、のぞき見構図とも。手前の空間のすき間から奥のモチーフを見せ、遠近感と強調を生みます。

写真を撮るときによろしければ活用してみてください。