学校だより

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中2 アイマスク体験

体育祭を挟んで少し前のことになりますが、中2はILの授業の中でアイマスク体験を実施しました。

中2ILの2学期のテーマは「障害理解」です。
学期の前半は、「障害者ってだれのこと?」、「心理的障壁って何?」などといった問いについて、主に知識面から障害への向き合い方について考えてきました。
後半からは、体験や講演を主に実施しています。それぞれの障害の特性による困り感を実感することで、相手の立場に立って考える土台をつくれたらと考えています。

体験は、アイマスクをつけて目の見えない状態を体験する人と、それを介助する人のペアで行いました。

介助者は目の見えない人の半歩前を歩き、手を腕や肩に沿えてもらいます。

体育館の中だけでなく、外を歩く体験もしました。
市の社会福祉協議会から白杖をお借りし、実際に使いながら歩いてみました。

先生も体験中。点字ブロック上の自転車に行く手を阻まれました。

生徒たちからは「いつも通ってる道のはずなのに、自分が今どこにいるか全然わからず、怖かった」といった声が上がりました。
まして、初めて行く町や初めて通る道ではなおさらです。
こうした体験を積み重ねていくことで、いろんな立場の人の世界のとらえ方について、考えていってもらえたらと思います。