11/24(月・祝)子供文化科学館で第46回未来の科学の夢絵画展の表彰式がありました。実は、絵画展ですが、美術の課題としてではなく、中学1年生の夏休みの理科の宿題として取り組んだものです。
ここ数年、応募しており、昨年は学校賞を頂きました。(※https://www.hiroshimagakuin.ed.jp/tayori/tayori-57005/)
今年は、中学1年生のH君が、『広島県教育委員会賞』を特賞として頂きました。(『思いやり変換マスク』というタイトルで、絵も素晴らしかったですが、発想が非常に良かったです。)
今回、応募総数約900点の中の上位27作品が表彰して頂けたということでした。




昨年も感じたことですが、表彰式に出席して、未来の都市や技術をイメージすることの大切さを、今年も改めて実感しました。児童生徒たちの作品から刺激を受けることも多く、学ぶところが本当に多かったです。
特に今年は発明工夫展の表彰も同時に行われ、中学生の上位入賞作品には、マイコンとセンサーを組み合わせて土の湿り気を可視化する装置などがあり、非常に感動しました。
また、先日行った中1化学の特別授業では、たまたまマイコンを扱う機会がありました( https://www.hiroshimagakuin.ed.jp/tayori/tayori-70419/ )が、改めて、理科や情報の授業の中に、近年手に入りやすくなってきた機械制御の装置を積極的に取り入れていくことが、これからますます重要になると感じています。
さらに、よく知られる STEAM 教育(Science/Technology/Engineering/Art/Mathematics)においては、Art の視点――表現力、空間認識、物の構造理解、正しい観察とデッサン力――が、理科の基礎力として非常に重要だとも考えています。実際、建築学科の入試でデッサンが求められることもあるそうです。
今回は小学生の応募が特に多かったようですが、何事も本気で取り組むことで得られる成長があると思いますので、来年以降も、生徒たちには未来を描くことの意義を伝えつつ、この夢絵画展への応募を後押ししていきたいと考えています。
なお、11/24(月・祝)は勤労感謝の日の代休にあたる日でしたが、祝日にもかかわらず表彰式を開催してくださった運営の皆さま、生徒たちの成長の機会を与えてくださった本大会に、改めて感謝申し上げます。