学校だより

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高2ILPゼミ「地域食文化学」女学院交流会

高2では、ゼミ形式で活動しており、「地域食文化学」では食を通して命、地域について考えてました。実際に市場に行ったり、安芸高田市で狩猟見学したり、いろんなことを経験しました。例えば、鹿の農作物被害が多いので鹿の捕獲を積極的に進めているのですが、捕獲されたうちジビエ等で利用されるのはわずか5分の1程度なのです。そういった事実を知り、どうしたらよいのか考えてきました。

二学期終わりに発表会がありました。その時の様子はこちら。https://www.hiroshimagakuin.ed.jp/tayori/tayori-72038/

「地域食文化学」ゼミでも、「中央卸売市場について」、「安芸高田市の狩猟について」の二つを発表しました。

先日の新聞に安芸高田市の鹿の獣害についての記事が掲載されており、今回のゼミ発表の様子も紹介されていました。

その記事の中には、広島女学院高校の安芸高田市の獣害被害について取り組みも載っていました。
同じような取り組みをしているとご縁で、この度交流する運びとなりました。

同級生・後輩の前でした発表を少し作り直したものを発表してきました。

他校の生徒の前、しかも先方の学校にお邪魔しての発表でしたので、また違った緊張感がありました。

その発表のあと、グループに分かれて互いに自分たちに何ができるのか考えて発表しあいました。

「鹿と人の共生という理想に近づくため、何ができるか」「鹿肉の認知度上げる」「SNSで発信」「自分たちも鹿を食べる」「イベントに出店」

などいろんな意見がでて今回はお開きになりました。

各校持ち帰って、次回交流までに考えを膨らませ、何かしていこうという話になりました。

ゼミ自体は二学期で終了ですが、交流は続けていけたらと思います。獣害問題を他人事にするのではなく、自分事にし自分たちは何ができるか考え何かしら行動してほしいと思います。

そして、その思いを後輩たちに引き継いでください。