学校だより

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文化人類学への誘い(高1講演会)

昨日、高1では東京大学教養学部で文化人類学を研究している中山先輩(62期)の講演をいただきました。
中山先輩はジンバブエの「ンビラ」という一種の親指ピアノを切り口に研究を行なっており、既にフィールドワークも含め3回もジンバブエに渡航されているそうです。

今回の講演は歴史の帝国主義・アフリカ分割の学びとのつながりで実現しましたが、生徒たちは、ジンバブエというアフリカの国に3度も行っている先輩の話、文化人類学という高校生にはなじみのない学問の世界の話、東大の理Iに入学したものの進学選択を通じて文系的な学問を究めておられる話など、数々のお話を伺い、視野を広げる機会になったようです。

<生徒の感想より>
・アフリカは個人的に特に興味があったわけではなく、これからもあまりアフリカに関わることは少ないと思うので、実際に行ったことのある先輩の貴重な話や(アフリカの)歴史を聞けてとても良かったなと思った。文化人類学は存在すらあまり知らなかったので、文化人類学についても聞けて学部についての視野が広がったので良かった。
・中山さんはアフリカについて学ぶことが好きで、ジンバブエでのンビラの文化の大事さだったり、歴史の授業で学んだヨーロッパのアフリカ分割での(アフリカ側の)反乱の話と繋がっていて、楽器がその国の歴史と繋がっていることを知った。
・民族楽器であるンビラという楽器をあるがままに受け取るのではなく、その背景も考えることで、(ジンバブエの社会を)より深く知れてとても面白かった。文化人類学の「他者のメガネから世界を見ることで自分のメガネを知る」という考え方は、はっとさせられた。
・偶然行ったジンバブエについて大学で(理系から)文系に変更して研究するほど没頭する中山さんの姿を見て、自分も何かたまたま経験したことにハマる可能性もあるので何事も挑戦しようと思います。
・今日の講演で進路についてはよりポジティブに文系を選択できるようになりました。なぜかというと、中山さんが文理選択は「苦手の回避ではなく好きの選択」と仰っていたからです。元々は「数学、理科などをやりたくないな」という思いから文系へ行こうとしていましたが、今回の講演を聞いてより一層「法律系の仕事をしたいから文系へ行く」という思いが強くなりました。この思いを忘れたくないなと思いました。

中山先輩、貴重なお話ありがとうございました。